今回の検討では、特に今回の選挙で話題になった参政党、NHK党及びごぼうの党を中心に、比較対象先として、SNSに力を入れていると言われている国民民主党をピックアップした。
まずは比例の獲得議席数、政党得票数と各SNSの登録者数を、党ごとにまとめてみた。
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国民民主党 |
参政党 |
NHK党 |
ごぼうの党 |
獲得議席数(比例) |
3 |
1 |
1 |
0 |
政党得票数 |
2,234,251 |
1,370,179 |
834,995 |
184,283 |
Youtube登録者数 |
18,400 |
198,000 |
492,000(※) |
5,590 |
Twitter登録者数 |
政党:50,000 党首:250,000 |
政党:92,000 事務局長:112,000 |
政党:22,000 党首:196,000 |
政党:13,000 党首:?(発見できず) |
※政党公式のものが発見できなかったため、党首のYoutubeチャンネル数を参考に記載
こう見ると、NHK党党首のYoutubeチャンネルの登録者数が群を抜いている。これはYoutubeビデオの内容に拠るところが大きいだろう。他の政党のYoutubeチャンネルは主に政策等の少しお堅い内容のものが中心であるが、NHK党党首のYoutubeチャンネルは、党首の個人チャンネルということもあり、政策等の話だけでなく、エンターテインメントよりの内容のビデオも積極的にアップロードしている。これがYoutubeの視聴者層に刺さっているのだろう。